歯科衛生士に将来性はない?【ならなきゃよかったと後悔したくない】

悩める歯科衛生士
悩める歯科衛生士

歯科衛生士をやっていると、毎日同じことの繰り返しで、だんだん不安になってきます。

歯科衛生士に将来性はないのでしょうか・・・。

今回は上記のような悩みに答えます。

イツコ
イツコ
こんにちは。元・歯科衛生士のイツコです。

歯科衛生士の将来性に不安を抱く方からお悩み相談をいただくケースも多いです。

私も歯科衛生士の将来性に対して不安を感じました。

私の場合は、最終的には一般企業に転職しましたが、私も歯科衛生士の一員として将来性に関しては人一倍考えました。

今回はそんな私の経験から、歯科衛生士の将来性に悩んでいるあなたに解決策を提案します!

結論からいうと、将来性があるかないかはその人の考え方次第です。

まずは、歯科衛生士の将来性について考えて見ましょう。

歯科衛生士の現状から考える将来性は?

歯科衛生士の現状から考える将来性は?

何も考えずにずっと歯科衛生士を続けていては、将来性はないかもしれませんが、自分で将来を切り開いていくことは可能です。

例えば以下のような感じです。

  • 専門性を高めることでできることを増やす
  • 新しい分野で歯科衛生士の資格を活かす など

専門性を高めることでできることを増やす

歯科衛生士の専門性を高めることで、新しい道が開ける可能性はあります。

例えば、ホワイトニングなどをする人が増えています。審美歯科で役立つキャリアを積めば将来性が広がる可能性は高いです。

ホワイトニング以外にも歯並びをきれいに整えるために歯科に通う人は多いです。審美歯科に力を入れている歯科医院であれば将来有望な就職先になるでしょう。

ただ、キャリアを積むために審美歯科を扱っている歯科で働く必要があります。実践経験があれば転職するときに役立ちます。

新しい分野で歯科衛生士の資格を活かす

高齢者向けの訪問診療という新しい分野で歯科衛生士の資格を活かすこともできます。

高齢化社会が進むと歯医者の訪問診療を求める声は高まってくるでしょう。そんなときに歯科医とともに訪問できる歯科衛生士の需要が高まる確率は高いです。

あるいは、咀嚼などをリハビリステーションで教えるエキスパートになるという手もあります。

高齢者になるとどうしても咀嚼が上手くできなくなり、上手く飲み込むことができなくなります。

歯を使った上手い咀嚼の仕方や飲み込み方を教える人が必要になってくるため、まさに歯科衛生士の出番です。

イツコ
イツコ
このように、専門性を高めれば高めるほど市場価値は上がっていきますし、社会が変わるにつれて、歯科衛生士の活躍フィールドも広がっていきます。

逆に、歯科衛生士は将来性がないと考える人は以下のように考えてしまうようです。

歯科衛生士の将来性がないと考える人の悩み

歯科衛生士の将来性がないと考える人の悩み

将来性がないと考える人の悩みに共通項は以下の3つに大体まとめられます。

  • 給料がなかなか上がらない
  • キャリアアップできない
  • 評価されるチャンスが少ない

一つ一つ見ていきましょう。

給料がなかなか上がらない

歯科衛生士に将来性がないと考える人の多くは、給料が上がらないことで悩んでいます。

一般的の企業では給料は定期的に上昇することが多いです。

しかし、個人事業主が多い歯科医院では定期昇給を約束している所は少ないです。定期昇給があったとしても急激に上がることはありません。

また、サービス残業が多いケースもあります。急患などで遅くなると残業代が出るのが普通ですが、給料に見なし残業代込みという場合も多いです。

個人事業主である歯科医院では雇用契約書を交わしていることは少なく、残業の定義が曖昧な場合も少なくありません。

そうなると、サービス残業が増えても給料は増えないということが起きます。

キャリアアップできない

キャリアアップできないことも将来性に不安を感じる一員です。

歯科衛生士を長年続けると新しいキャリアが手に入るわけではありません。

キャリアアップするには経験を生かして、認定歯科衛生士などの資格を取ることが重要なポイントです。

しかし、資格を取ったとしても給料のいい職種に転職しやすくなるとは限りません。

将来性を考えたときに「歯科衛生士にならなきゃよかった」と公開するのは、次に続くキャリアをなかなか見つけられないことも理由の一つです。

評価されるチャンスが少ない

評価されるチャンスが少ないことで将来性がないと考える人もいるようです。

歯科衛生士は歯科医院の中で働くことが多く、医院内でしか評価されるチャンスはないのが現状です。

例えば、優秀な歯科衛生士だとしても、医院外から引き抜かれるということはあまり起きません。

能力が評価される場が少なく、給与に反映されづらいため、「いくら頑張っても仕方ないよね・・・」となりやすいです。

歯科衛生士にならなきゃよかったと後悔しないためのアドバイス

歯科衛生士にならなきゃよかったと後悔しないためのアドバイス

最後に私からアドバイスです。

歯科衛生士に将来性があるかないかはその人の考え方次第です。

歯科衛生士という仕事の深みや面白さをポジティブに捉えるか、待遇やキャリアアップなどの将来性をネガティブに捉えるか、です。

でもやっぱり身近な問題として自分の給料とか待遇が伸びるというイメージができなければ、なかなかポジティブにはなりにくいですよね。

だからオススメなのは転職です。オススメの方向性は以下2つ。

  • キャリアアップがしやすく、評価されやすく、専門性を高めやすいクリニックに転職。
  • 一般企業に転職して見て、歯科衛生士と比較。

私は両方とも経験がありますが、職場を変えるだけでかなり将来の展望が変わりますよ。

以下で、歯科医院や一般企業に転職経験のあるイツコも実際に利用した転職支援サービスを紹介しています。是非ご覧ください!

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