私、歯科衛生士に向いていないんじゃないか・・・って思う瞬間がしょっちゅうあって・・・。
転職したほうがいいのかなぁと思いつつ、せっかくの国家資格だし・・・。自分のこれからの生き方に悩んでいます。
今回は上記のような悩みに答えます。
「私は歯科衛生士として向いていないのではないか・・・。」と多くの方からお悩み相談をいただきます。
今回は、歯科衛生士に向いていない人の特徴と、その人が幸せになるための対策について解説していきます。
Contents
歯科衛生士に向いていない人の6つの特徴
歯科衛生士に向いていない人の特徴は以下の通りです。
- 人付き合いが苦手な人
- 残業をしたくない人
- 潔癖症の人
- 雑務をやりたくない人
- 人に指図されるのが嫌いな人
- 忙しいのが苦手な人
それぞれ詳しく見ていきましょう!
1:人付き合いが苦手な人
歯科衛生士の職場は狭い社会で、いじめやマウンティングが発生する可能性も高いです。
特にお局様がいる場合には、嫌われないように、相手を立てたり話を合わせたりしなければなりません。
噂話や陰口も日常茶飯事でしょう。
また、歯科医師と円滑なコミュニケーションを取る必要もあるため、反りが合わずに辞めたいと感じるケースも少なくありません。
もちろん、相性や好き嫌いは誰にでもありますが、たとえ苦手な人であっても、仕事の場合は最低限のあいさつや連絡を取ることが必要不可欠です。
ですから、苦手な人と関わることに極度なストレスを覚える人や、常に人と一緒にいることに苦痛を感じる人には、向いていない職業だと言えるでしょう。
2:残業をしたくない人
歯科医院は、基本的に患者がいるうちは帰ることができません。
特に、患者数が多い時や急患が駆け込みで来た場合など、必然的に残業になりやすくなります。
そのため、プライベートよりも仕事を優先しなければならず、私生活との両立が難しい仕事なのです。
また、診察室の清掃や片付けも仕事のうちですが、歯科医院によっては、診療時間外の業務には残業手当が付かないこともあり、サービス残業になってしまうケースもあります。
ですから、患者の数や急患の有無によって振り回されやすい歯科衛生士は、定時で帰りたい人にとっては、不満が溜まりやすい職業なのです。
3:潔癖症の人
歯科衛生士は、患者の口腔内に触れ、歯垢や歯石の除去をする業務があります。
患者の中には、歯磨きの頻度が低かったり、食後にそのまま来る人もいるため、決して綺麗とは言い難いのが現状です。
また、処置に使った器具を消毒するのも、歯科衛生士の仕事のうちです。
毎日、血や唾液が付いた器具を目の当たりにしなければならないので、極度に気にする人や不快に感じる人は、歯科衛生士の適性が低いと言えます。
4:雑務をやりたくない人
歯科医院は規模が小さく、人手不足なことが多いです。
そのため、歯科衛生士以外の雑務もこなす必要があります。
電話の受付や窓口業務をしたり、院内清掃をするなど、歯科衛生士の知識を必要としない業務をすることに、不満を覚える人も少なくないのです。
また、小規模な歯科医院の場合には、業務の区分があいまいで雑務の割合が多い傾向にあります。
そのため、自分の仕事以外を手伝ったり、連携を取ることにやりがいを見出せない人には不向きな職業です。
5:人に指図されるのが嫌いな人
歯科衛生士は、歯科医師のアシスタント業務なので、処置をする際には全て歯科医師の意見を仰がなければなりません。
そのため、自分の意見とは食い違ったり、納得のいかない治療であってもやらざるを得ないのです。
時には、自分の意見を飲み込み、仕事として割り切るなど、考え方の柔軟性や気持ちの切り替えが大切です。
また、院長を立てて一歩引く謙虚さも必要でしょう。
ですから、自身の考えに固執したり、自分の考えで仕事を進めたい人にとっては、ストレスが溜まりやすい仕事だと言えるでしょう。
6:忙しいのが苦手な人
歯科医院は、スタッフの人数が少ないため、多忙なことがほとんどです。
ですから、毎日の業務を効率よくこなし、素早く立ち回れるフットワークの軽さが不可欠です。
また、患者数が多い時には休憩時間が遅くなったり、次の業務の準備に当てるために短くなることもあり、腰を落ち着けて休む暇もありません。
そのため、1つのことに集中して取り組みたい人や、素早く行動することが苦手な人にとっては、苦痛に感じることが多いでしょう。
歯科衛生士に向いていないと感じるなら一般企業への転職活動がおすすめ
今回紹介したような性質を持っている場合、歯科衛生士の仕事そのものがずっとストレスになる可能性があります。
ですから、あなたがもし「歯科衛生士に向いていないかも・・・」と悩んでいるのであれば、イツコは転職活動をしてみることをおすすめします。
せっかく専門学校に通って、国家資格取ったのに・・・と考えるかもしれませんが、その資格取得プロセスやここまでの衛生士としての経験は無駄にはなりません。
また、資格を持っているために、仮に職を変えて、うまくいかなくても、歯科衛生士として戻ってこれるという強みもありますね。
必ずしも転職を決めなくてもいい
転職活動をするからといって、絶対転職しなければならないわけではありません。
転職活動をすることで、外の世界と歯科衛生士の仕事を比較することができるので、それだけでも大きく意味があります。
外と比べて「やっぱり歯科衛生士って恵まれてるんだな」と感じる人もいますし、「こんな世界が広がってるんなら転職しちゃえ!」と思う人もいます。
以下で、歯科医院や一般企業に転職経験のあるイツコも実際に利用した転職支援サービスを紹介しています。是非ご覧ください!